受験勉強をするとき、多くの受験生は教科書を読んだり、
問題集を解いたりして勉強に取り組んでいるのではないかと思います。
しかし、人間は実は文字を記憶するよりも
映像で物事を覚える方が得意な生き物なのです。
受験生の方々の中にも、
知っている人を思い出す時に顔は出るけれども、
名前が出てこないという経験をされてことが
ある方も多いかもしれません。
実はこれも、文字の記憶力と
映像の記憶力の違いによるものです。
そこで、今回は映像を使い
視覚的に受験勉強をする方法について
書いていきたいと思います。
視覚つまり映像で覚えるということは、
絵や写真などを使って学習するということです。
実際に、歴史や地理などの科目は
資料集などを使い、歴史上の人物や道具などを
視覚的に覚えている方も多いはずです。
これをほかの科目にも応用します。
例えば、英語なら単語のイメージを
絵に描いて覚えていきます。
ただ、動物などの名詞なら簡単ですが、
動詞や副詞・形容詞はイメージしづらい場合もあります。
ただそれでも点や線などを用い
イメージを紙などに描くことにより、
記憶が定着しやすくなります。
英語だけでなく、数学でも役立ちます。
数学はグラフや図形などは視覚的ですが、
数式はどちらかというと
文字的なものに分類されるでしょう。
ただ、数学の場合は
例えば+(プラス)のイメージや-(マイナス)のイメージ、
などそれぞれの記号にイメージをつけることにより
視覚的に記憶をすることができるようになります。
色などを使うとさらによりわかりやすくなります。
国語の場合でも重要語を記憶したり、
ことわざを覚えるときに役立ちます。
大事なのは自分で絵などを描いて覚えることです。
視覚的記憶を駆使して、
受験勉強を進めることにより、
志望校が一歩近づくはずです。