言語を学ぶ上で、音読は非常に重要な勉強方法のひとつです。なぜかというと、音読は目で見て、口に出して、耳で聞いてと様々な感覚器官を使用することにより、記憶の定着を容易に促進することができるからです。
さて、ここでいう言語とは英語などの外国語だけではなく、日本語や古文などの国語の分野も含みます。日本人は、日本語は勉強しなくてもできると思っているかもしれませんがそれは違います。日本語も、勉強しなければ伸びません。
しかし、先ほど述べたように日本語も言語の一部なので、音読という勉強方法が有効です。ここからは、具体的な音読のやり方について書いていきたいと思います。基本的には、音読をしようと思っているテキストを声に出して読むだけです。ただ音読時に注意すべきポイントがいくつかあります。まず、はっきりと発音することです。日本語はともかく、英語や古文などの文章・単語のなかには発音が分からないものもあると思います。しかし、間違った発音で音読をしても意味がありません。
ですから、読みや発音の分からないものはすぐさま調べましょう。そして、テキストの端っこにでもメモしておくとよいでしょう。次に、何度も同じテキストを使って音読の練習をすることです。音読をするときに毎回違ったテキストを使うよりも、一冊の本やテキストを何度も繰り返してやることを心がけましょう。
ここで、使うべきテキストは何がいいのかということについて書きます。高校受験でも大学受験でも基本的には教科書がベストです。なぜかというと、教科書は大事なことを網羅しているからです。例えば、英語なら単語も文法も重要なことはすべて教科書の中に書かれています。国語も同様です。教科書を音読して、学力を伸ばし、受験を成功させましょう。