受験生の皆さんは英文を読むときに
どのような読み方をしているのでしょうか?
おそらく、文法や文型を意識しつつ
読んでいるのではないかと思います。
しかし、まだどうしても
すらすら英文を読むことができるように
ならないという受験生の方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英文を読むときに有効な
「区切り読み」について書いていきたいと思います。
「区切り読み」とは、その名の通り
英文を区切って読む方法です。
日本語でも英語でも文章を読んでいると、
どこで区切っていいか分からずにだらだらと読んでしまい、
結局言いたいことが分からなかったという
経験をされた方も多いかもしれません。
区切り読みはそんな時に力を発揮します。
具体的には、文型に応じて区切って読んでいきましょう。
例えば、短い文章ですが
I love youならばまずIを読んで、
次にloveを読んで、最後にyouを読みます。
このようにして、細かく区切って
それぞれのパーツごとに意味を把握します。
するとよりスムーズに英文が読めるようになります。
ただ、ここでこのような短い文章ですと、
実は区切り読みはあまり意味がありません。
というのも、短い文章はパッと見で把握できてしまうからです。
つまり、区切り読みはもっと長いセンテンスの中で
生きてくるということです。
例えば、日本語でもやたら長い一文というのがあります。
受験生の方々はあまりなじみがないかも知れませんが、
法律関係の本であったり、論文などは
やたら長い文章が出てくることがあり、
読むのに苦労している人も少なくありません。
そういった場合でも、
区切り読みは非常に有効です。
さらに、この区切り読みは様々な言語にも応用できるので、
新しい外国語などを学ぶときにも有効です。