中学受験でも高校受験でも大学受験で
も必ずその学習過程で必要となる作業は何かと言われれば
それは「暗記」です。

どれほど数学の才能に溢れていたとしても、
公式を覚えていなければ決して問題を解く事は出来ません。

つまり暗記は科目を問わず
全ての勉強の基礎とも言えます。

しかしその一方で暗記が苦手と言う人も非常に多いと思います。

むしろ暗記が得意という人に
出会うことはほとんどありません。

では、受験で栄冠を掴むために
必要不可欠な暗記を得意にする為には
どうすれば良いのかという事について簡単に紹介します。

暗記というのは記憶力がかなり関わってきますが、
持って生まれた記憶力も確かに大事なのですが
それよりも更に重要なのは知識に触れる「回数」です。

特定の知識にどれくらいの頻度で
どの程度触れたのかが最終的な記憶に関わってきます。

英単語なども覚えることができないと嘆いている人も多いですが、
最低でも同じ単語を1ヵ月に6回は見直さなければ完全には定着しないと言えます。

もちろん単語によってはすぐに覚えられるものもありますので、
多少の差はあります。

個人によって記憶が抜けるタイミングというのは
大きく異なってきますから、
自分がどのタイミングで忘れてしまうのか
大まかにで構わないので絶対に把握しておく必要があります。

記憶が3日で抜けるのであれば
2日に一度は復習する必要がありますし、
1週間程度は記憶が持つのであれば、
5~6日目のタイミングで復習をしなければなりません。

上記のように適切な回数とタイミングのバランスを
しっかりと取って復習を行っていけば、
これまでよりも記憶は明らかに長く維持されると思います。

他にも100円ショップで売られているような
単語カードを使用して、
こまめに見直すというのも有効な方法と言えます。