社会科は基本的に暗記科目。

とにかく覚えるしかないわけで、
ただ闇雲に暗記するよりは
体系的に関連付けて覚えていった方が良いはずです。

しかしながら、そうはいっても
教科書は分厚いですし、
特に日本史や世界史は
範囲が全てと言うことで
覚える量も膨大になりがちです。

そこで活用したいのは、
ズバリ「漫画」です。

皆さんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
石器時代から現代までを描いた
歴史漫画、学習漫画と呼ばれるものです。

でも漫画だからと言って馬鹿にしていませんか?
ところが実際はどの参考書を読むよりも
内容は充実しており、
何より中身が頭に入ってくるのです。

暗記教科ですから記憶に残ることが大事。

この点、漫画ですとストーリー仕立てですから
流れが自然ですし、特に歴史上の人物が
キャラクターとして活きている作品では
感情移入もできたりします。

そういえば教科書は
無味乾燥に淡々と記されていますが、
これは感情を排除して
客観的に表現した結果なのです。

これでは感情移入して
記憶に残すのはなかなか難しいわけで、
漫画の場合は作者の主観も
ある程度入りますけれども、
その分読み込めばドラマとして楽しむことができます。

つまり、いやいや勉強していると言う意識が
全くない「エンタメ」なんですよね。

これはものすごく大事なことで、
嫌いだったり苦手だったり感じていると
どうしても物覚えが悪くなるものです。

でも漫画なら勉強してる意識なんて全然ありませんから、
極端な話布団の上で寝転んで読んでもいいわけです。

このようにいちど漫画で流れを通してから
改めて教科書を読んでみると、
あの人物がどう動いたか、
その当時の文化がどのようなものだったのか、
など頭にイメージしやすくなると思います。
これも漫画と言うイラストの効果のおかげででしょうか。

そして補完のために資料集なども
眺めるのが良いのかもしれません。
歴史は、実は勉強しないで勉強できる教科でもあるのです。