センター試験の英語は筆記試験が200点満点、
リスニングが50点満点の合計が250点満点となっています。
そして、受験者の中でもよく見受けられるパターンとして、
筆記試験ではかなりの高得点を残す事が出来たのに、
リスニング試験の対策を十分に行っていなかったので
思うように総合得点が上がらなかったというものです。
つまり、総合得点である程度のレベルを目指すには
リスニングの対策も筆記試験と同様に必要不可欠という事になります。
リスニングの具体的な対策方法としては、
普段の模試での得点が25点以下の人は
まずセンター英語リスニングの初心者向けの教材を
1冊購入してそれを徹底的にやり込んで下さい。
放送内容も何度かやれば覚えてしまうかもしれませんが、
自分でシャドウィングをしつつ、繰り返し聞いて下さい。
リスニングも他の科目と同様に
あれこれと何冊も行うよりは、
1冊に時間を掛けて徹底的にやる方が
学習効果は間違いなく高くなります。
自分が覚えている単語の発音と実際の発音が
合致しているかどうかにも気を配って下さい。
ここにズレが生じていると
当然何度音声を聞いても理解することはできません。
30点前後は取れるけれども
それ以上の得点となるとなかなか取れないという人は、
センター試験のリスニングの過去問を用意して
それを何度も何度も繰り返し解いて下さい。
また、見直しをする際に必ず音声のスクリプトを参照にしながら、
何を言っていたのかをしっかりと確認して下さい。
こうした地道な作業の繰り返しがリスニング能力の向上に役立ちます。
リスニングは毎日コツコツと聞いていくことも大切ですが、
どうしてもテスト本番まで時間が無いという人は
直前の1ヵ月間で集中してトレーニングを行う方法も効果的です。