センター試験対策として、
高校のときたくさん国語・数学・英語の問題を
解いていました。
なかでも英語が出来が良かったので、
高校で知ったノウハウを紹介します。
1.問題文を先に目を通す。
何も知らずに英文を読んで、
問題文に目を通して解くのは、
時間がかかります。
なので、先に問題文をザッと読んでから
長文を読むと、どこを重点的に
見ればいいのか分かるので、
時間の節約になります。
2.区切りながら読む
例えば、主語は四角で囲んで、
動詞は三角で囲む、
that文は下線引いて….と、
長ったらしい文を小さな固まりごとに分けて、
目印をつけると読みやすいです。
本番ではそんな悠長にやってられないので、
スラッシュで区切るのをおすすめします。
やり始めは全文区切るのは
時間がかかりますが、
慣れてくればズバズバと
スラッシュを引けるようになります。
3.言い換えがある
英語の文章は、
一度出た同じ単語を使うのを好みません。
例えば、『調査』を表す単語として、
前の方で『search』が使われると、
後に続く文では『survey』を使うような感じです。
だから、知らない単語を見つけても、
どれを言い換えているのかがわかると、
おおよその意味をつかむことができます。
4.it,that,this などが、どの部分を指しているか理解すること
長文を読むと、指示語が頻繁に出てきます。
『下線部(1)のitは何を指しているのか選びなさい』という、
指示語の中身について
聞いてくる問題は必ず出ます。
ちなみに、itの指す言葉は
直前(とても近い)単語を指していて、
thisやthatは、少し離れた単語や文章を
指していることが多いです。
5.構造を知る
問題に使われる長文は、
『理論的な文章』と『物語的な文章』の
2種類に分かれます。
理論的な文章は、
『序論・本論・結論』と三つのパートに、
物語は『起・承・転・結』と4パートに
分割できます。
理論的なものは序論と結論を理解すれば、
筆者の言いたいことがわかります。
本論は具体例を述べているものが多く、
趣旨が含まれていることは少ないです。
英語の勉強をするには、
問題を解くのはもちろんですが、
単語を覚えるのも重要です。
知らない単語が出たらどんどん辞書を引いて、
意味を覚えてください。
どれだけ多くの単語を知っているかで、
長文問題の得点が変わっていきます。