大学受験で「この科目は将来役に立たない」は捨てろ!苦手科目克服こそが合格への最短ルート

大学受験では苦手科目をなくそう

「受験勉強なんて将来役に立たない」
「社会に出てから古文や漢文を使ったことなんて一度もない」

受験勉強に疲れたとき、あるいは苦手な科目の参考書を開いたとき、ふとこんな言葉が頭をよぎることはありませんか?

確かに、実社会で「古文の文法」や「漢文の句形」を直接使う機会は、特定の職業を除いてほとんどないかもしれません。
だからといって、「役に立たないから他のことに時間を使ったほうがいい」と考えるのは早計です。

はっきり言います。「将来役に立たないから」という理由でその科目を捨てることは、大学受験において致命的な戦略ミスです。

今回は、なぜ大学受験において「苦手科目の克服」が「得意科目を伸ばす」ことよりも重要なのか、その合理的な理由と合格への最短ルートについて解説します。

目次

「役に立つか」ではなく「合格できるか」という視点

まず、厳しい現実を直視することから始めましょう。
勉強のモチベーションが上がらない人の多くは、「その科目が将来役に立つか、立たないか」という実用性の視点だけで物事を見てしまっています。

しかし、大学入試というシステムにおいては、その視点は邪魔になるだけです。

受験は「点数を取るゲーム」である

どんなに雄弁に「古文がいかに現代社会で不要か」を批判したところで、志望する大学の入試科目に「国語」がある以上、それを避けて通ることはできません。

ここがポイント

  • 好きか嫌いかは問題ではない
  • 将来使うかどうかも問題ではない
  • テストで点数を取らなければ、希望の大学には入れない

これが受験の絶対的なルールです。
このルールを受け入れない限り、スタートラインに立つことさえできないのです。

医師を目指す理系学生でも「古典」からは逃げられない

わかりやすい例を挙げましょう。
将来、人の命を救う「医師」を目指して国公立大学の医学部を受験するとします。

医師の仕事で「古文」や「漢文」を使うことはあるでしょうか?
おそらく、ほとんどありません。最新の医学論文を読むために必要なのは英語であり、治療に必要なのは生物や化学の知識でしょう。

しかし、現実はどうでしょうか。
国公立大学医学部に入学するためには、共通テスト(旧センター試験)の国語で高得点を取る必要があります。

共通テストの国語の配点は200点満点。そのうち、古文と漢文で100点を占めます。
「将来使わないから勉強しない」という選択をした瞬間、医学部合格の可能性は消滅します。

理系科目がいかに天才的にできても、国語の足切りで不合格になるのが受験の現実なのです。

苦手科目の克服こそ「コスパ最強」の戦略

精神論だけでなく、「点数を稼ぐ効率(コストパフォーマンス)」という観点からも、苦手科目の克服は必須です。

多くの受験生は、自分の好きな教科や得意な教科の難しい問題ばかりを解きたがります。その方が楽しいですし、自尊心も満たされるからです。
しかし、合格を目指すなら、その時間は非常にもったいないと言わざるを得ません。

「95点を100点にする」のと「40点を50点にする」の違い

想像してみてください。

  • A: すでに90点取れている得意な数学を、95点に上げる(+5点)
  • B: 全く勉強していない40点の古文を、50点に上げる(+10点)

どちらが簡単でしょうか?
答えは明白、圧倒的に「B」の方が簡単です。

すでに高得点を取っている科目は、基礎が完成しています。そこからさらに点数を上げるには、重箱の隅をつつくような難問を解けるようにしなければならず、膨大な勉強時間が必要です。

一方で、苦手科目や放置していた科目は「伸びしろ」しかありません。
基礎的な単語や文法を覚えるだけで、10点や20点はすぐに上がります。

理系科目にばかり躍起になって+5点を狙うよりも、手付かずの苦手科目を基礎からやって+10点、+20点を狙う方が、はるかに楽に総合点を上げることができるのです。

大学入試は「スペシャリスト」を求めていない

大学の研究室に入れば、特定の分野を極める「スペシャリスト」になることが求められます。
しかし、大学入試の段階では、スペシャリストであることは求められていません。

特に共通テストや国公立大学の入試において求められているのは、「受験科目の点数をまんべんなく取れるジェネラリスト」としての能力です。

まずは「全科目7割」のラインを目指そう

苦手科目を克服するといっても、その科目で満点を取る必要はありません。
まずは、足を引っ張らないレベル、つまり「どの科目でも安定して7割以上取れる状態」を目指してください。

  1. 極端に低い科目をなくす(0→50点)
  2. 全科目を平均レベルにする(50→70点)
  3. 余裕があれば得意科目を伸ばす(70→90点)

この順序を守ることが、合格への最短ルートです。
苦手科目がなくなれば、総合点での「大崩れ」がなくなります。精神的な安定も得られ、結果として得意科目にも良い影響を与えるでしょう。

まとめ:今の「嫌い」を乗り越えた先に合格がある

「役に立たないからやりたくない」
そう思う気持ちは痛いほどわかります。

ですが、そこで思考停止せず、「これは志望校への入場チケットを手に入れるためのゲームだ」と割り切ってみてください。
難問を解く必要はありません。まずは教科書レベルの基礎から、逃げずに向き合ってみましょう。

苦手科目の克服は、あなたが思っているよりもずっと簡単で、そして劇的に合格率を高めてくれます。

今日から、一番テキストを開きたくない科目こそ、最初に机に広げてみませんか?
その小さな一歩が、来春の合格通知に直結しています。

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この記事を書いた人

管理人のKatsuです。都内でITマーケターをしています。
元々は地方の自称進学校出身で、高3夏時点で偏差値42、志望校はE判定でした。予備校に行くお金もなく絶望していましたが、「まともに戦わない戦略」に切り替え、明治大学・法政大学などに逆転合格。
この経験から「受験は情報戦だ」と確信しました。当サイトでは、持たざる者が勝つための「穴場」と「戦術」を全て公開します。

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