国公立大学理系受験(東大、京大以外)の合格までの道筋について書きます。
東大と京大は独特な勉強法や基礎が完璧であることが求められるので、今回は高校3年春から受験にかけての基礎から応用の勉強アドバイスをします。まず春から夏にかけては基礎固めが重要です。

マーク模試や筆記模試もあり、自分の今の実力を知ることができ、この頃は浪人生の方との差があるので思っているほど成績は伸びません。基礎として数学は様々な大学の受験問題をベースにした問題をとにかくたくさんとか、しっかりと答え合わせを行うことが大事です。

数学の回答は一つではないので、解答例と違っていても先生などに相談をすることをオススメします。
その日の寝る前、または次の日起きたらその日に解いた問題を見返すと効率がいいです。

物理は「物理教室」という参考書がオススメです。基礎から簡単な応用を網羅できます。問題以外にも詳しい解説があるので理解しやすいと思います。それが少し進んだら、「良問の風」を解いてみるのもいいです。基本的な問題を受験問題から引っ張ってきているので物理的な思考力がつきます。夏が終わるまでには次のステップの「名問のの森」が一通り解き、理解していることが理想です。

化学は標準問題集をとにかく解いて、夏までに知識を蓄え、計算に必要な思考力もつけます。英語は長文、単語、リスニングをやり続けることが大事です。

英語は毎日することをオススメします。オススメ参考書というのはあまりありません。いろんな長文を読んで、システム英単語などで単語を勉強するのがいいです。
基本的にこの4教科を夏の終わりまでに重点的に行うことがいいと思います。

1日にするのは数学、英語、物理or化学の3教科がいいと思います。

秋に入ると模試祭りと言われる、多量の模試が待っています。模試の振り返りをしつつ、苦手だ、とかなかったと思った分野を徹底的に解くことをオススメします。センター試験の勉強は11月の終わりからセンター一本に絞り過去問で勉強するのがオススメです。

赤本に関しては秋から少しずつ手をつけてください。
センター試験が終わったらまず筆記問題の感覚を取り戻すことが最優先です。それからはずっと赤本に取り組みます。こうして受験を迎えることは勉強方法の一つであり必ず受かるというわけではありませんが、力はつくと思います。