自宅から通える距離の大学しか受験しない・・・
という受験生は、むしろ少数派ですよね。
大半の受験生は、一度は泊りがけで
受験に望むことになるでしょう。
中には「同じ大学の違う学部を連日受験する」
なんて人もいたりしますよね。
異郷の地で受験に望むのは、
自宅から受けに行く以上に、
体にも心にも負担がかかるものです。
些細なアクシデントでも、
意外と大きな不安になってしまったりします。
些細なことが原因で実力を発揮できず
悔しい思いをすることのないよう、
以下の点に注意しましょう。
この時期はホテル側も、
受験生や保護者の同行を当て込んで
様々なプランを打ち出していますが、
近年の爆買いブームのせいか、
多くのホテルが予約を取りづらい状況になっています。
ですので受験が決まったら極力早く、
ホテルを押さえる必要があります。
近年のホテル不足からして、
受験生用プランの有無にはこだわらない方が良いでしょう。
シンプルな素泊まりでもやむを得ないとお考えください。
往復の交通機関つきの
パックプランという手もありますが、
何かあった時のスケジュール変更が
難しいプランが多い上、
案外お得にならないものも結構あります。
ホテルと交通機関は、
それぞれの専用サイトであえて別々に予約するのがお勧めです。
なお、お友達と一緒にツインの部屋に泊まると
シングルよりも安く済むことが多いですが、
お友達の生活パターンが自分に合わなくて
体が休まらなかったとか、
深夜まで話し込んで寝不足になった・・・
なんてこともあったりしますので、
お互いにとってマイナスとならないよう、
お友達と事前によく相談しておきましょう。
今の世の中、よほどの田舎でない限り、
ホテルの近所ないし移動中のどこかに
コンビニぐらいはあるものですので、
最悪食事はそこで調達する手もあります。
下手な地元スーパーの弁当よりも
大手コンビニの弁当の方が、
食中毒の心配も少ないですし、
案外美味しかったりするものです。
時節柄、ノロウイルスやインフルエンザには
最大限の注意を払ってください。
うがい・手洗いはもちろん、
受験生なら乗り物はマスクをして乗るのが常識でしょう。
「せっかくのご当地だから」と、
生ものや珍しいものを食べるのは厳禁です。
女子の方は、生理用品も準備しておくと安心です。
ストレスで予定外に生理が始まってしまう人もいますので。
もともと生理痛がひどい人で
受験当日に重なりそうな場合は、
生理をずらすお薬を飲むという方法があります。
でも薬局では買えないお薬ですので、
必要でしたら産婦人科を受診しましょう。
連泊で荷物が多い場合は、
宅急便でホテルに送っておくのがお勧めです。
重いスーツケースを引きずって
長距離を移動すると地味に体力を奪われ、
体調を崩す原因になることがあります。
「枕が変わると眠れない」なんて人は、
いっそ枕をホテルに持ち込むのもありですよ。