受験は受験生にとってとても大切なものであると思います。
それこそ志望校に受からなければ人生が変わってしまうかもしれない可能性があります。

しかし、そこまで受験を真面目にとらえる必要はありません。
なぜならば、多くの受験生にとって受験には理由がないからです。

受験に理由がないとはどういうことなのでしょうか?
例えば、この大学に入ってこういうことをして、
この会社に就職してなどというプランを立てている大学受験生はほとんどいないでしょう。

さらに言えば、この大学じゃなければこういうことができないといったこともほとんどありません。

実際に、日本の大学ならばたとえ理系専門の工科大学であったとしても
文系の科目を勉強することができないわけではありません。

逆に、文系の学部に入ってもある程度理系のことも学ぶことは可能です。

つまり、ここじゃなきゃだめだという絶対的な理由をつけられる大学は少ないはずです。

さて、ここで大学受験はあくまでも大学に入るための勉強であるととらえるべきです。

高校の勉強は社会に出ても使えないわけではありませんが、
ほとんどの人は使う機会もないでしょう。

とは言え、真面目に勉強するなと言っているわけではありません。
大学受験勉強で得た知識を活用することで、
自分の今後の人生を変えてくれる可能性もあります。

最後に、受験は真面目にしていなくても受かります。
真面目に受験勉強をすることと、
真面目に試験を受けることは違います。

勉強は真面目にしましょう。
しかし、本番も真面目になってしまうと緊張で体が硬くなってしまうものです。

ですから、たかが受験だと思い、
少し不真面目な感じで受けても問題ないでしょう。

受験は、最後に運に頼らなければいけない部分も多少はあります。
本番に硬くなってしまわないように、
力を抜く方法を覚えてしまいましょう。