この記事のタイトルを見て
一瞬目を疑った人も多いのではないでしょうか。

しかし、これは最近の大学受験の
傾向に即して考えるとあながち間違いでもありません。

どういうことなのかと言えば、
ここ数年の全体的な受験の流れとして、
家から近い地方国公立大学を志望する生徒が全国的に増加しており、

これまでのように県外の難関大学を狙う生徒の数は
以前と比較して少なくなりつつあります。

経済的に見れば確かに実家から通う事が出来る
地元の国公立は授業料も安く、
仕送りも必要としない為に最も安上がりと言えます。

小学生がなりたい職業として
公務員を上位に挙げる時代なので、
こうした流れは決して不思議ではありません。

つまり、難関大学を狙うことができるレベルにある生徒も
それぞれが住む地方の国立大学に集中しつつあるので、

逆にコツコツと努力していけば
全国的に名の知れた大学に合格することも
決して夢ではないという事です。

勿論、それでも試験の難易度としては
かなり難しいのは間違いありませんが、

倍率も落ち着いてきている
この流れはまさに絶好のチャンスと言えます。

逆にこれまで少し勉強すれば
手が届くと地元で言われていたような
地方国立大学は志願者増により、
大学のレベル以上に競争が激化する可能性があります。

これからの大学受験は、
なるべく早い段階で志望校を選定して
どれだけ早く準備を始められるかが大きなポイントとなりそうです。

この大学であれば受かりそう、
あるいはこんなレベルの大学には受かりそうにないといった
先入観を持つことは出来るだけ避けた方が良いと言えます。

試験自体の難易度も昔に比べれば
大きく下がっていると言われる大学が多いので、
挑戦する価値は大いにあると言えます。