頭が元からいい人が勉強して
難関有名大学に入学すると多くの人は思っているかも知れません。
難関有名大学に入学する人の中には
確かにその人も一部含まれています。
しかし、大半の学生は自分の持てる全ての時間を
受験勉強だけに費やして合格を勝ち取った、
いわば泥臭い受験勉強をして入学してきた学生なのです。
つまり、難関有名大学に入学にしたい場合には
自分の頭が悪いから諦め必要は全くないのです。
現に高校在学中には全く勉強ができなかった生徒が
浪人して一年間予備校に通って
難関大学に合格するというのはよくあることだからです。
つまり、受験勉強とは元から自分の能力が低かったとしても、
そのレベルからしっかりと勉強すれば
ある程度のところまで学力を上げることができるのです。
このある程度というのが曲者なのです。
正しい方法で勉強すれば学力は確かに上がります。
しかし、そこで問題になってくるのが
元からの自分の能力なのです。
非常に入学者の定員が少ない国公立医学部に
入学するための勉強というのは、
高校在学中全く勉強してこなかった生徒が
浪人して一年間勉強しかやらなかったとしても、
そのような大学に入学できる確立はきわめて低いのです。
一般的にいって、理系国立大学に合格する学力を
つけるためにかかる時間よりも
早稲田や慶応義塾といった
難関有名私立大学の文系学部に合格するために
勉強しなければならない時間は少なくて済むので、
何が何でも難関大学に合格したい人には
初めから数学や理科という科目を捨て
英語を得意教科に仕上げ、国語は少しだけやり、
社会は夏休み以降から一気に暗記していけば
大抵この手の難関有名私立文系には合格できます。
ただ、中途半端に国立の勉強をやっていて
夏過ぎから私立文系用の勉強をしても
難関私立の合格は難しいのです。