たいていの受験生は部活動などが終わるのと同時に
受験勉強をスタートさせると思います。
勉強を始めるにあたって、
残りの約一年をどのように使うかということに悩む
受験生も多いのではないでしょうか。
特に今まで勉強に時間を使っていなかった受験生ほど
そう思ってしまうのではないでしょうか。
そこで、今回は大学受験を対象とした
スケジュールの組み方について書いていきたいと思います。
大学受験の科目を大きく二つに分けると、
積み上げ型の科目と一夜漬け型の科目があります。
積み上げ型の科目とは英語・数学・国語の3つです。
これらの3つの科目は大学受験において
最も重要で時間をかけなければ高得点を取るのが難しいとされています。
さらに、内容が毎日積み上げてステップアップしていく形になっているので、
日々の学習がとても大切です。
例えば、数学なら基礎問題があり
それができると応用問題に進みます。
英語だと単語や文法があり
ある程度それらができなければ長文問題を解くのが難しいです。
一夜漬け型の科目とは社会と理科です。
例えば、歴史は物語のように連なっていますが、
時代に区分されているのでその時代のことだけを暗記して、
その時代のところでいい点を取るということは可能です。
さて、具体的にどのようにスケジュールを組むべきかをお教えします。
国立大学志望の受験生ならば、
英語・国語の現代文・数学は基礎問題を中心に毎日やる必要があります。
始める時期も早ければ早い方がいいでしょう。
社会や理科を始めるタイミングとしては、
夏あたりからでも問題はありません。
特に暗記系の歴史や生物などは集中的に
夏休みなどに勉強してしまいましょう。
理科の物理は数学と似ているので、
物理選択の受験生は数学と一緒に勉強するといいかもしれません。
私立の場合は英語・国語・選択科目で受ける受験生が多いと思います。
特に、英語のウエイトが大きいので
英語を中心に勉強していきましょう。