受験で大事なのは志望校選びと言われます。
確かに自分が行きたい学校を選んでいくことは大事なのですが、
忘れがちなのが受験日を確認してスケジュールを立てることです。
このスケジュールを上手く立てられるかどうかが
受験を左右すると言っても過言ではないのです。
では理想的な受験スケジュールはどのようなものなのでしょうか?
受験日が連続しないこと
まず、受験日が連続しないことを心がけましょう。
「全滅するのが怖いから」
「どうしても行きたい学校だから」
といって、
何日も連続で受験する人がいますが、
ほとんどが失敗します。
受験とは1回で想像以上に
肉体的・精神的な疲労が蓄積するのです。
それを何日も連続して繰り返せば、
肉体的にも精神的にもガタが来てしまいます。
受験日と受験日の間は1日空けることを原則として、
どうしても連続して受験しなければいけない場合は
2日連続程度に留めましょう。
受験は難易度が低い学校から高い学校にする
次に、難易度が低い学校から高い学校に
推移するようにスケジュールを組みましょう。
これには受験の雰囲気や実際の問題に
徐々に身体と頭を慣らしていく目的と、
最後に難易度が高い学校を持ってくることで
最後まで緊張感を維持する目的があります。
イメージとしては、
滑り止め・中堅・第一志望の順番で受けていくと良いでしょう。
合格発表と入学手続きの締め切り日を意識する
最後に、合格発表と入学手続きの締め切り日を意識しましょう。
仮に受験に合格したとしても、
入学手続きを行わなければ入学することはできません。
ここで生じるのが最初に受験した学校の入学手続きが迫っていて、
第一志望の学校の合格発表がまだ行われていないというパターンです。
この場合、保険として最初に受験した学校の入学手続きをするのが一般的ですが、
入学金などの多額の費用がかかってしまいます。
合格発表と入学手続きの締め切り日を考慮することで、
このような費用を削減することが可能になるのです。
まとめ
ここまで受験スケジュールを考えることの重要性を述べてきましたが、
その意義が分かっていただけたでしょうか。
受験はスケジュールによって左右されることを忘れずに、
志望校をチョイスしてほしいと思います。