1日3時間の「隠し時間」を見つけろ。部活生でもMARCHに間に合う『時短勉強術』

「部活が忙しくて勉強時間なんてない!」
「家に帰ると疲れてすぐ寝ちゃう…」

痛いほど分かります。私も高3の夏まで運動部で、引退後もダラダラ過ごして「時間がない」を言い訳にしていました。

でも、残酷な事実を伝えます。
浪人生や進学校のライバルたちは、あなたが部活で汗を流している間も、涼しい自習室で勉強しています。まともに「時間」で勝負しようとしても勝ち目はありません。

では、どうすればいいか?
答えは一つ。あなたの生活の中に隠れている「スキマ時間」をハイエナのように食い尽くすしかありません。

この記事では、偏差値40のカツカツ状態から逆転した私が実践していた、「1日3時間の隠し時間を生み出す、泥臭い時短勉強術」を紹介します。

「机に向かうだけが勉強じゃない」ということを、今日ここで知ってください。

目次

あなたの生活に潜む「3つの隠し時間」

「時間がない」と言っている人でも、実は1日の中で合計すると2〜3時間は「何もしていない時間」があります。ここを勉強時間に変えます。

1. 移動時間=「動く自習室」

通学の電車やバス、ただスマホでSNSを見ていませんか?
その時間は、今日から「動く自習室」に変わります。

  • 電車で座れたら:赤本や参考書を開いてガッツリ勉強。
  • 満員電車なら:単語帳(シス単など)や、スマホアプリで暗記。
  • 自転車・徒歩通学なら:リスニング音声や、授業動画の音声を「耳勉」。

片道30分の通学なら、往復で1時間。これだけで、ライバルに年間300時間以上の差をつけられます。

2. トイレ・風呂=「強制暗記ルーム」

リラックスタイムだと思っていませんか?
カツカツ受験生にそんな余裕はありません。

  • トイレ:歴史の年号や、覚えられない英単語を書いた紙を壁に貼る。座ったら絶対に1つ覚えるまで出られないルールにする。
  • お風呂:ジップロックに単語帳を入れて持ち込むか、防水のスマホで講義動画を見る。湯船に浸かっている15分が勝負。

「そこまでやるの?」と思うかもしれません。はい、そこまでやるんです。それが逆転合格する人の基準です。

3. 寝る前15分=「記憶のゴールデンタイム」

布団に入ってからダラダラと動画を見ていませんか?
人間の脳は、寝ている間に記憶を整理して定着させます。つまり、寝る直前に覚えたことが一番記憶に残りやすいのです。

寝る前の15分だけは、暗記モノ(英単語や社会科目の用語)に捧げてください。そして、翌朝起きたらすぐに昨夜の内容を復習する。これで記憶の定着率は劇的に上がります。

スキマ時間を「偏差値」に変える具体的なアクション

隠し時間は見つかりました。次に、その時間を無駄にしないための具体的なテクニックを紹介します。 テクニック1スマホを「最強の勉強マシーン」に変えるテクニック2場所によって「やること」を固定するテクニック3集中力を買う(時短アイテム活用)

テクニック1:スマホを「最強の勉強マシーン」に変える

受験生にとってスマホは「最大の敵」であり「最強の味方」でもあります。
まずは、誘惑を断ち切りましょう。

  • SNSアプリ(インスタ、TikTokなど)はアンインストールするか、時間制限をかける。
  • ゲームアプリは全削除。(合格してからいくらでもできる!)
  • 通知は全てオフにする。

その上で、ホーム画面の一等地に「スタディサプリ」や「英単語アプリ」を配置します。
スマホを開いたら、反射的に勉強アプリを起動する習慣をつけましょう。

テクニック2:場所によって「やること」を固定する

スキマ時間で一番もったいないのは、「えーっと、何やろうかな?」と迷う時間です。
迷わないために、場所とやることを紐付けておきます。

  • 「電車に乗ったら」→「シス単を開く」
  • 「トイレに入ったら」→「世界史の用語集を見る」
  • 「家の机に座ったら」→「数学の問題を解く」

このようにルール化してしまうと、意志の力に関係なく自動的に勉強が始まります。

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あわせて読みたい:1週間で1000語覚える?偏差値40からの『システム英単語』最速周回法

テクニック3:集中力を買う(時短アイテム活用)

限られた時間で質を高めるには、環境への投資も必要です。
私が実際に使って効果があった「神アイテム」を紹介します。

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リビングで勉強する時や、カフェで雑音が気になる時に必須です。静寂を手に入れるだけで、集中に入るまでの時間が短縮されます。

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キッチンタイマー(スマホ以外)

「あと30分だけ集中しよう」という時、スマホのタイマーを使うとついSNSを見てしまいます。
勉強専用の安いキッチンタイマーを用意し、時間を区切って集中する「ポモドーロ・テクニック(25分勉強+5分休憩)」などを実践しましょう。

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それでも時間が足りない「カツカツ」な君へ

「スキマ時間は分かった。でも、計画を立てたり、分からない問題を調べる時間がもったいない!」

そんな切羽詰まった状況なら、「お金で時間を買う」という選択肢も考えてください。

独学は素晴らしいですが、「何を勉強すべきか」を自分で考える時間がかかります。
その点、『スタディサプリ』のようなオンライン予備校なら、志望校別の学習ルートが用意されています。

「今日は何をやればいいんだっけ?」

と悩む時間をゼロにして、用意されたカリキュラムをこなすだけに集中する。
月額2,000円程度でこの「ショートカット」ができるなら、安いものです。

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まとめ:チリも積もれば「MARCH」となる

1日5分のスキマ時間でも、1年間続ければ約30時間になります。
それが1日1時間、2時間となれば、数百時間の差になります。

「時間がない」と嘆く前に、今持っているスマートフォンを単語帳に変え、トイレを自習室に変えてみてください。

その泥臭い努力の積み重ねが、最後にあなたを合格へと導いてくれます。
今日から、今この瞬間から、始めましょう。

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この記事を書いた人

管理人のKatsuです。都内でITマーケターをしています。
元々は地方の自称進学校出身で、高3夏時点で偏差値42、志望校はE判定でした。予備校に行くお金もなく絶望していましたが、「まともに戦わない戦略」に切り替え、明治大学・法政大学などに逆転合格。
この経験から「受験は情報戦だ」と確信しました。当サイトでは、持たざる者が勝つための「穴場」と「戦術」を全て公開します。

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