受験と聞くと大変だった、辛かったという記憶が蘇ります。
特に進学校に通っている生徒なんかは1年生2年生のうちに授業内容を終わらせて3年生の1年間はずっと受験対策をしているのではないでしょうか。

過去問を何度も何度も解いたりとても苦痛だったのを覚えていますが、
受験を終えてみると過去問って結構大事だったなあと思います。

まず受験で大切なことはいかに平常心を保ち、いつもの気持ちで問題に臨めるか、だと思います。
そしてその平常心を保つためにはテストの傾向を知る、というとことにあると思います。

例えばセンター試験なんかは特にですが毎年同じような問題配置で似た問題が出たりします。
理系科目でより顕著だと思うので、傾向を知るのはとても大切です。

傾向と言ってもざっと過去問を並べてデータ化して知るのではなくやはり実際に解いてみて感覚を養うことが必要です。
以前にも同じような問題を解いたことがある、という記憶は問題を解くうえでとても自信になります。

ですがあまりにも傾向を過信するのもよくありません。

数学は一問目はあれだな、社会はだいたいこの範囲だな、と考えていくと、まったく違う流れで問題が出てきたときにとても動揺してしまいます。

練習ではいいですが、本番は一度しかないのでいかに落ち着いて問題と向き合うかが大切になってきます。
過去問を解くうちに全く違うタイプのものも出てくると思うので、傾向と違うからと言って捨ててしまうのはとてももったいないです。

このように過去問をたくさん何度も解いていくことで自信も沸き、また本番では落ち着ていテストに臨めると思います。

またそれでも模試で緊張したり、本番で緊張してしまいそうだな、と思う人は、テスト開始直後、問題を見る前に、一息置いてみてください。これだけでもとても落ち着くことが出来ます。一分一秒が惜しいと思うかもしれませんが焦りこそもったいないものはありません。

本番で実力を出し切れるよう、ぜひ落ち着て臨めるように頑張ってみてください。