受験生の皆さんはテストを受けるとき、
満点を目指してテストに臨むでしょうか。
それとも、自分が決めた目標の点数に
達するようにテストに取り組むでしょうか。
おそらく、学校の先生や塾の先生などは
テストは満点を目指して受けろ、
というかもしれません。
しかし、入試で満点が求められることはほぼありません。
満点を取らなければ受からないという学校は、
おそらくないでしょう。
では、具体的に何点くらいを目指して
入試に臨めばよいのでしょうか?
それはずばり、合格平均点プラス1割です。
例えば、ある大学の合格者の平均得点が8割程度なら、
9割を目指しましょう。
では、9割が平均点の場合は
満点を目指さなければいけないのかというとそうではありません。
9割の場合は9割5分位を目指しましょう。
ここで、なぜこのような点数を取ることが大切なのでしょうか。
何も満点を取る必要がないわけではありません。
つまり、テストに手を抜いて受けろと言っているのではありません。
受かるための勉強量と質をこなせばよいということです。
なぜかというと、
無駄に受験勉強をすることはコスパが悪いからです。
例えば、入試で8割取れれば合格する大学を目指すのに、
満点を取る必要はありません
(入試成績が上位の場合何か特典があるという場合なら別ですが)。
合格できる点数をある程度取ることができるなら、
他に自分のやりたいことをやった方が
時間の使い方としては自分にとってもうれしいはずです。
ですから、受験のスケジュールを組むときに、
このぐらいの質の勉強をこれくらいの時間やれば
合格点に達するというプランを立ててしまいましょう。
最初は難しいと思いますが、
ある程度勉強を進めてから計画を練ってもいいかもしれません。