なんだかんだいってもやはり勉強とはやる気が問題です。
どうしてこんなことをするのか、
というのを意識として強く持つことによって、
モチベーションは高くなります。
一時的に高める方法というのはいくらでもあるのですが、
維持することがなかなか難しいことになります。
やはり大変なことであるのは確かであり、
疲れるからです。
また、早い人では二年以上前から
意識して勉強しているでしょうし、
遅い人でも一年前くらいからは
計画的に勉強しているでしょう。
ですから、成果が出るまでに結構な時間がかかることも
モチベーションにおいてネックであるといえます。
ですから、モチベーションを維持することを
まずは考えないといけないことになります。
その一つの方法として模擬テストがあります。
要するにどのくらい成績が伸びたのか、
ということを自覚させるわけです。
テストとはどのくらい理解できたのか、
というのを確認する行為でもあるのですが、
点数を高めることに悦びを見出すことができるようになりますと
それが一つのモチベーション維持の要素となります。
短期的に落ちていくモチベーションを
少しでも上昇させる方法としてこれがお勧めできます。
長期的に維持、或いは少なくとも目標に向かって
勉強させるためには、
ご褒美を用意することが意外と効果的です。
親の自己満足となるようなご褒美ではなく、
あくまで子供が本当に喜ぶことをする、
或いは買ってあげる、という約束をすることです。
これはしっかりと約束が履行される、
合格すれば買ってくれる、という親に対する
信頼感があってこそ出来る芸当でもあります。
約束くらいは守る、
と考える親御さんも多いのですが、
今まで積み上げられてきた信用こそがこの方法には重要です。