大学受験、特に私立大学の入試では
様々な受験方法・科目の組み合わせがあります。

内容や科目の組み合わせは大学や学部、
あるいは年度によっても異なります。

しかし、重要なことは最低一つでも
社理国数英の中で得意な科目があると
受験を有利に進められることです。

特定の大学の特定の学部しか受験しないと言うのであれば
そこの受験科目に会わせるしかありませんが、

漠然と大学には行きたいとと思っているのなら
受験科目で得意科目が活かせる受験、
欲を言うとかつ不得意科目の被害を小さくできる受験を探すことが大事です。

得手不得手のムラが激しい人には
この受験戦略はお勧めです。

ただし、この方法は国公立では期待できないものです。

メリット

この方法のメリットは3つあります。

まず受験科目が絞られることです。

漠然と5教科を勉強するよりも、
特定の科目に集中した方が効率は良いものです。

2つ目は、勉強の苦痛を和らげることです。
得意科目の勉強はさして苦痛ではありません。
逆に不得意科目の勉強など苦行です。

この方法であれば不得意科目については
必要最小限の勉強で済みます。

3つ目は致命的に苦手な科目を無視できる可能性があることです。
例えば国語は100点満点中90点は硬い、
しかし英語は30~40点しか望めないとなった時、
英語の存在は危険です。

しかし、英語が受験必須科目から外れていれば気にする必要はありません。

デメリット

この方法にはデメリットもあります。

得意科目によっては受験できる大学がある程度絞られてしまうと言う点と、
大きな賭けになってしまうことがあります。

また、得意と言うのは模擬試験の点数に裏付けられていることが必須です。
偏差値60前後は必須だと考えておかねばなりません。

まとめ

受験には戦略が大事です。
如何に少ない労力で敵を仕留める(合格をぶんどる)かが大事です。

受験科目以外のことは高校落第をしなければとりあえず良いのです。
あとは、合格してから考えれば良いのです。